よろしくお願いします、ほていさんです<m(__)m>
ほかの話題から行こう、と決めていましたが、どうも、悩まされている方が多いようで、この話がタイムリーなのかな、と思い、記すことにします。
まず、「炎上」などは狙っていないのですが、注意喚起を兼ねて、身を守るために、書かねばいけないことがひとつ。
前、関わっていた「タッピング」の技術(TFTなどの、医療にも用いられているような、高度かつ専門的な内容の技法ではありません。あくまでも、民間療法的なものです…ただ、近年、TFTなどの技法を学んだ方から、「手法が酷似している(TFTなどの発表の方が、かなり先だっています)」という指摘も受けました。そうした点を、調べる時間があれば、また記そうと思っています)。

また、主に、このタッピングを教えている人の方面から、この技法を用いたことにより、私が、社会生活が至難といえる「重度うつ」状態から、短期間で完治に至った…という話が出回っているようですが、それは、違います。
それは、その話によって利益を得ることのできる人が、意図的に流布したデマに過ぎません。
たまさか、タッピングを習いに出かけたときに、きわめて体調が優れなかったに過ぎません。顔つきが暗かったのかもしれませんが、そもそも、健常な状態で、こうした技法を、高額の受講料を支払って、わざわざ受ける人は、かなり少数かと思われます…。

私が、「社会生活が至難といえるような重度のうつ状態」に陥っていたのは、十七歳頃の、高校二年生の時の夏のことです。
家庭環境もあって、そのような状態でも私は通学を余儀なくされました。
そのために、心身ともにさらに傷つき、疲弊する深刻な結果を招き、その後の人生を大きく左右する事態を招くこととなりました。
このあたりの「いきさつ」については、ここでは触れません。
「重度うつ」という状態に、人が陥るというのは、そうした疾患の経験のない人たちや、そのようになり得ない資質や環境にいる人たちには、おそらく想像できないほどの深刻なファクターが積み重なった結果です。
何が言いたいのか、というと、
そう易々と人様の前で開陳できないような、非常に痛切で、私的な要因に満ち溢れているわけで、そうしたものを、安易に取り扱ってほしくない、まして、目先の欲望を満たすために、セールストークの一環として、虚偽をふくめた軽い弁舌に載せてほしくはないのです。

しかるに、私が通常知りえないところで、「ないこと・なかったこと」が大幅に盛り込まれた話が、なんらかの目的のために展開されているというのは、非常に腹立たしい話です。
今回、うつ病に関する私的な体験に基づいた話をはじめるのは、真相を話し、幻想を壊そうというのがひとつ。
あと、当事者だから語れる(当事者と、そこに利害関係を二の次にして深くコミットした人間でなければ、その人の病状の奥底について、安易に語るべきではない、とさえ、私は思っています)内容と、
どのようにして、たとえ長期にわたったとしても、そこを抜け出し、いわゆる「寛解」したか、という内容を開示することが、
同じような症状や状況その他に苦しむ人たちの一助となるかもしれない、と考えたからです。

ただ、あくまでも、それは私自身の、私的な体験に過ぎず、それ以上でも以下でもありません。
そこに出てくる、ある種のワークやメソッドなどを、この場で推奨するつもりは、全くありません。
思春期の大病は、私に、自分と向き合い、自分を理解する作業を結果的に強いる役割を持ちました。
それによって、得るところも多くあるように感じられます。
脱線の多いブログになるとは思いますが、また、よろしくお願いします<m(__)m>